昨日10月2日(水)にキミマツサクラ号を特別運行しました。
ご参加くださった皆様、ご支援いただいた皆様、嵐電の皆様、 ありがとうございました。
またキミマツサクラのこと、東北被災地のことを
少しでも思い出したり考えてくださった皆様にも御礼申し上げます。
いつもは3月11日から1週間走っているキミマツサクラ号を今回特別に走らせたのは、
これからの当プロジェクトの在り方を考える試みのひとつとしてです。
あの日から8年が経過したいま、 東北被災地の復興がどれくらい進んでいると思われるでしょうか。
8年は長く聞こえますが、その年月とは裏腹に、復興はまだまだ進んでいません。
もちろん、新しい街を築き直したところもありますが、
全く手付かずの状態のところもあり、継続した支援が必要なのです。
しかし、毎年のように自然災害が起こり、その度に記憶が刷新され、
新たに支援が必要な場所が増えていくのも事実です。
そこで、キミマツサクラの活動は東北被災地の支援を根底に、
皆さんに防災意識を持っていただく活動へ幅を広げていきたいと考えています。
避難場所や連絡手段を家族や大切な人と決めておくなど、あの日の教訓を胸に、
誰にでも起こりうる「もしも」に備えて、
自分の身は自分で守る意識を高めて欲しいと思っています。
これからも当プロジェクトは様々な方法を試行錯誤しながら活動を続けて参りますので、
引き続き皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。